葬儀社天国社によるスタッフブログ

 子供の頃、この時分は、節分・豆まきしかなかったのですが、ここ数年で聞く様になった風習に「恵方巻」があります。調べてみますと、「恵方巻の起源はいくつもの説があり定かではない。その一つに、栃木県都賀郡壬生町の磐裂根裂神社の節分祭が起源であるというものが有力で、同神社では、節分祭の参列者に振る舞われる「夢福巻き寿司」という太巻きがあり、宮司が神事を執り行った後、拝殿内で太さ約5cm、長さ約20cmの太巻きを配り、太鼓の合図とともに、全員が今年の恵方を向いてその太巻きずし丸かぶりする。太巻きを鬼の金棒に見立てて「邪気を祓う」という意味があり、さらに、切らずに長いまま太巻きを食べることで「縁を切らない」、「福を巻く」という意味も含まれ、祓鬼来福の祈念を行うものとされ、境内には「恵方巻き寿司発祥の地」の石碑がある。  戦後に一旦廃れたが、1973年から大阪海苔問屋協同組合が作製したポスターを寿司屋が共同で店頭に貼り出し、海苔を使用する巻き寿司販促キャンペーンとして広められた。翌1974年には大阪市で海苔店経営者らがオイルショック後の海苔の需要拡大を狙いとして節分のイベントで海苔巻きの早食い競争をはじめたこと、1977年に大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った海苔の販売促進行事などが契機となって、復活することとなった。商業的に売り上げの落ちる1月後半から2月初旬の販売イベントとして、主にコンビニエンスストアを中心として各地で展開。ファミリーマートが先駆けであり、1983年に大阪府と兵庫県で販売が開始された。道頓堀で行われた販売促進イベントがマスコミに取り上げられて関西に広がった。」との事でした。
 風習が変わって行く事に、違和感を覚えますが、我々の携わる葬儀業界も、風習(お別れの形態)が変わりつつあります。日本自体の文化(風習)が、変わる事が良い事なのか、悪い事なのか、判断つきかねますが、日本人としての誇りは、失いたくないものです。
 因みに、今年の恵方は、西南西との事ですよ。今年初めて挑戦しようかと思います。 姪浜会館 広田