葬儀社天国社によるスタッフブログ

近くのスーパーに、きれいな小梅があったので塩漬けしました。

塩は、地中海の天日塩。イタリアと日本のコラボレーション。

梅を漬けながら、中学生の頃部屋に飾っていた『うめぼしのうた』を

思い出しました。

 

==うめぼしのうた==

二月三月花ざかり、

うぐいす鳴いた春の日の楽しい時も夢のうち。

五月六月実がなれば、

枝からふるいおとされて、近所の町へ持ち出され

何升何合はかりうり。

もとよりすっぱいこのからだ、

塩に漬かってからくなり、紫蘇にそまって赤くなり。

七月八月暑いころ、三日三晩の土用干し。

思えがつらいことばかり、

それも世のため、人のため、

しわがよっても若い気で、小さい君らの仲間入り。

運動会にもついていく、

ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。

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このうたは、1910年(明治43年)発行の尋常小学読本にあったそうです。

 

姪浜会館:安藤