葬儀社天国社によるスタッフブログ

4月に新入社員が入社し研修が始まっています。

お葬式の研修していると自分が新入社員だった頃の事を薄っすらと思い出しますね。

やはり一番印象深いのは・・・葬儀社の方は一度は経験するであろう孤独死の現場ですね。

最近は、現場にお迎えに行く機会は以前よりかなり減り警察署ばかりとなりましたが、以前は現場にお迎えに行く機会の方が多かったように思います。

天国社に入社し初めて孤独死の現場にお迎えに行ったのは入社2か月ほど経ったぐらいだったと思います。

現場は想像以上・・・かなりの衝撃を受けました。先輩と二人でしたので何とか納棺し搬送まで完了しましたが、このまま会社辞めようと思うほどでした。現場に行くたびに『自分がしないで誰がするんだ?』『自分がするしかないだろ!』と心の中で何度も繰り返し孤独死の現場に行っていた事を思い出します。

今では、ご遺体も警察署まで連れてこられている事がほとんどですので負担はかなり軽くなりましたが、警察の方は今でも変わらず密閉された現場での検証や搬送など葬儀社よりも負担が大きく大変なお仕事に頭が下がります。

お葬式では制服を着て司会をしスマート式を進行している感じの印象でしょうが、そこに至るまでの過程には様々な事があります。今年入社した新入社員の皆様も今から色々な事があるでしょうが、ぜひともその壁を乗り越えスキルアップしていただきたいと思います。

業務:冨永洋介