新年を迎え、あっという間に一ヶ月が過ぎ去りました。
気がつけば二月。
知らぬ間に誕生日も迎えたようで、30過ぎてからは自分の年齢もうろ覚えになりつつあります。(きっと私だけではないと思います)


さて、私たち葬祭ディレクターのお仕事は、ご家族が無事にお見送りが出来るようサポートさせて頂くことがなにより大事。
ですので、基本的にディレクター個人の私情を挟むことなく、お見送りの場を作り上げるのが任務だと私個人は思っています。

思ってはおりますが、本日は先日担当させて頂いた、おうどん屋さんのお話を少しさせて頂きます。

そのおうどん屋さんは私が入社する遥か前から、天国社とお付き合いがあり、私も以前油山会館に所属していたこともあり、何度もお昼の出前をお願いしてきました。
ほかの会館へ異動しても、油山会館でお仕事をする時はほぼ注文。

そんなうどん屋さんの店主さんが急逝され、天国社へ御葬儀のご依頼を頂きました。

仕込みも調理も配達も・・・頑張ってこられた店主さん。

祭壇にはうどん屋さんのお店やメニューのお写真のパネルを飾り、のれんを借りて、愛車のバイク飾らせて頂きました。

いつも配達に来られてたバイクの音が懐かしいです。

個人的な想いも含め、勝手ながら天国社の永年お昼を支えて頂いた感謝をこめ、手作りの感謝状を送らせて頂きました。

スタッフの代表でKさんに読み上げて頂きました。ご本人にも届いているといいな。

こだわりのおうどんのレシピは店主さんの頭の中にあるだけ、なのでお店は閉店されるそう・・・。

あの味がもう食べられないと思うと寂しい・・・・・・・

ですが、あなたが作ってくれたおうどんの味は忘れません

本当にごちそうさまでした！

 

どうぞ安らかに・・・。

 

福岡会館　業務施行部　田村　紗希子