葬儀社天国社によるスタッフブログ

仕事帰りにスーパーに寄ります。主にビールとそのアテを買うためです。

だいたいのお店は鮮魚売り場に行く前に、必ず精肉売り場か青果売り場を通ります。

ある日、青果売り場を通っていると、青りんごを目にしました。『ん?』と思いました。

『ぜんぜん青じゃないし。どちらかと言うと緑じゃない?』『はらぺこ青虫も緑やん』

ムズムズしました。さっそく家に帰って調べてみると・・・・

元々日本には色を表す言葉として最初、「赤」、「青」、「黒」、「白」の四つの名称しかなかったそうです。

たとえば形容詞として使うとき、赤い、青い、黒い、白い と言えますが、緑や紫や茶では成立しません。他の色も無理。

副詞として重ねて使えるのもこの四色だけ「赤々と」「青々と」「白々と」(しらじらと)「黒々と」

だから、若いものや未熟なものには、使える色として青を使ってきたとか・・・

他の3色にも深い意味があるのでしょうが、とりあえず「青りんご」は解決。

 

奥が深いです。日本語は。後々できる「浅葱色」や「萌葱色」「瑠璃色」なんて素晴らしいじゃないですか。

「烏の濡れ羽色」とか「緑の黒髪」なんてしびれます。

 

『お前に流れている血ぃは何色だぁ!』

色々考えているうちに昔流行った劇画のセリフを思い出した業務の永倉でした。